彼じゃなくって、私が決める

30代キャリア女子の奮闘日記

卵子冷凍 最終日

さて、今日(10/28 Monday)がいよいよ摘出手術の日でした。

 

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図解

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薬の詳細

今日は麻酔をするため、昨日の夜中の12時から飲食厳禁だったため、朝病院に着いたときは腹ぺこでした。

 

早めに着いたので、病院近くのお気に入りのベーカリーでパンを買って病院に向かって歩いていると、向こうから女性が私の名前を呼びながら近づいて来ました。

 

誰かと思ったら私のドクターでした。よく私のこと見つけたな、と思いつつ、彼女は今日は病院の外の用事で私の手術は違う先生がすることになりますが、私の超音波検査と血液検査の結果は毎回チェックしてくれていて、ものすごく順調なので、心配はないよと言ってくれました。

 

手術の前に会えて、この情報を聞けてラッキーでした。少し落ち着きました。

 

さて病院に行って、麻酔をすること、手術をすることの同意書何枚かにサインをしていざ手術。

 

 

いざ手術

これはアメリカだけか日本もかは分かりませんが、とりあえず裸になってガウンのみ着てください、と指示を受けました。

 

え、ブラも外すんですか、と二度聞き。

頭には髪の毛が落ちないように青いネット。

 

お手洗いに行ってから手術室に移動してください、と言われました。

直前にお手洗いに行っていたので、全然尿意がなく、必要ありません、と言ったのですがナースに行きなさい、と言われました。(努力して全部出してきなさい、と)

 

手術室に入って、心拍数測定の機械(指に挟むやつ)と血圧計を取り付けられました。

ERに出てきそうな感じになってきた!笑

 

始めに麻酔医が麻酔について色々説明してくれました。麻酔を打つと眠ってしまって、その間に全部終わりますよ、と。

 

麻酔は初めてだったので、かなり不安がっていると、麻酔医に「初めての麻酔が一番気持ちいい」みたいなことを言われて、かなりドン引いたのを覚えています。

 

その後、ドクター1人、アシスタントか見習いっぽいドクター1人が入ってきて手術の説明を受け(超音波で見て、針をさして卵胞を一つ一つ取り出します。所要時間は20分程度で、手術が終わった頃に麻酔が切れて目が覚めます、手術後、30分休めます等)

 

その後、いざ手術する年配のドクター1人、embryologist(embryoが胚のことで、受精とか妊娠に特化した医師)が1人入ってきて、次々に自己紹介されるんですけど、

 

みんな青い手術の服、マスク、髪の毛ネットで、しかも麻酔医含め全員男性で、周りに5、6人いて、不安で気が気じゃないときに、大丈夫ですよーと麻酔を打たれました。

 

あのまま長く放置されていたらパニックになりそうでした。笑

 

気がついたら全てがあっという間に終わっていた 

目が覚めたときは9:45分で、麻酔を打たれたのは9:20分くらいだったので25分くらい眠っていました。

 

気がついたときには、控室の椅子に座っていて、「え、どうやって移動したの?」とかなりパニックに。笑

手術室の手術台までは歩いて移動していたので。

 

何にも記憶がない!手術されたって感じもない!(実際にメスで切ったりするわけではく、針を刺して卵子を取り出すだけなので)

 

パニックになっているとナースが説明してくれました、「手術のときに寝ていた台は動かせてリクライニングで椅子の形にもなるから、あなた自身は移動してなくって、椅子(台)を移動させたのよ」と。

 

手術後は血が出るかもしれないと言われていましたが、血は出ませんでした。

お腹は少し痛みます。

 

本当に無意識のうちに全部終わっていました。

 

手術は怖かったですが、一瞬で終わってよかったです。ホルモン剤投与も最短で終わって体の負担も少なかったと思います。

 

卵胞は25個取れた、とナースに教えてもらいました!

ただ、全ての卵胞内に卵子があるわけではないのと、全てが冷凍に耐えうるわけではないので、最終冷凍数は明日、ドクターが教えてくれることになっています。

 

 

友達に迎えに来てもらっていて、友達に家までUBERで送ってもらって、一安心。

病院からは誰か付き添いが家まで送ること、と指示を受けていましたが、最悪一人でも帰れたな、と思いました。でも全身麻酔だったため、地下鉄は危ないそうです。病院は付き添いを必須にしていました。

 

今日は月曜日ですが、お休みをいただいているので、お昼ご飯を食べて、抗生剤を飲んで、即お昼寝。

 

というか、麻酔のせいで体が重いのでそのまま何時間か眠りました。

目が覚めても、手足が少し痺れたような感じでした。

 

 追記です。

翌日、10月29日火曜日にドクターから、全部で23個の卵子を冷凍できたと連絡を受けました。

 

目標が15個(私の年齢の平均)だったので23個も採れて非常にうれしかったです。

これで一人子供を妊娠できる可能性は80%以上、二人でも50%以上です。

 

ちなみにこの卵子採取の個数は30歳以下の平均でたくさん採れたことも嬉しかったです。

日頃のヨガとサラダのおかげだわ、と思いつつ。

 

 

心理的に達観できたのか?

重要な論点ですが、さて、私は心理的に達観できたのか?

 

まだ日にちが経っていないのと、お腹が少し痛むこと、この卵子冷凍の過程で太ってしまったことから、まだ達観できていません。

 

太った理由は、カフェインをセーブしていたこと、毎日運動していたのに運動できなかったことに加えて、最近ストレスが溜まっていて過食してしまったことが原因と考えられます。必ずしも卵子冷凍に関係するストレスだけでなく、他のストレスも大きかったため、一概に冷凍のせいで太ったとは言えません。

 

ちなみに、ホルモン注射は最初はものすごくストレスフルでしたが、途中で慣れてきて、そこまで負担でなかったです。

 

最後のお腹の張る感じは嫌いでしたが。

 

もうしばらくして達観できることを祈ります。

 

 

お祝いしてもらいたい、という気持ち

さて、ちょうど冷凍の前日に妊娠している友達と、去年子供が産まれた友達とあっていました。ちなみに妊娠している友達のベビーシャワーは来週末です。

 

無事に火曜日に冷凍個数を聞いたときは、ものすごく嬉しく、達成感がありました。

が、本当に仲良しの友達にしか伝えていないし、妊娠中や子供のいる友達には伝えにくくて、言ってないので、自分勝手なんですが、なんとなくお祝いしてくれないのは不公平だなーと思ったり。

 

結婚、妊娠、子供が生まれるとみんなこぞってお祝いするのに、冷凍はお祝いされないのか、と。

 

私も結構大変な思いをして冷凍したからお祝いしてもらいたいなーと。

 

もちろん、伝えている友達にはお祝いだ!と言ってもらえるのですが。

これで私は時間もできたし、焦らなくていいし、シングルライフをエンジョイできるよ、と。

 

まぁもう少しして落ち着いたら言ってもいいかな、と思いました。

境遇のせいで仲良しの友達と距離ができていくのは寂しいけど、ある程度は仕方ないこと、ですよね。。

 

達観したら更新します。