意図的に幸せになる習慣を身につける
前回学んだことは、人間は「これがあれば幸せになれる」と思うものの殆どはまやかしで、逆に不幸せになる、ということでしたね。
今日は、続きです。では、どう具体的に幸せになる方法とは。
絶対欲しい!物から解放される
そのテクニックとは・・・
ずばり、「絶対欲しい!」ものに投資するのをやめることです。
え、でもどうして?私はそれが欲しいのに。
素敵な服、高い鞄、ハイヒール、高級車。こういう物は、Hedonic Adaptation(快楽慣しちゃうとでもいいますか)という効果が働いて、物を所有することで人間は幸せにはならないんですね。どんなに素晴らしい家でも車でも、手に入れてしうと人は慣れてしまう。そして物は廃れていく一方で、もっといいものがほしくなる。もっともっと、の感情が働いてしまう。その結果、以前よりもUnhappyになってしうということですね。
では、どうしたらいいのか。
ずばり、そのお金を素敵な経験に投資しよう
同じ金額のお金なら物より経験に投資したほうが人は幸せになるということが研究結果でわかっています。
- きれいな海にいくとか
- 山にハイキングにいくとか
- レストランで食事をするとか
- 映画をみるとか
今、持たない主義が流行っているのがわかる気がしますね。誰かに見せるんじゃなくって、自分が満足出来たらそれでいいんですよね。
では、結婚、素晴らしい仕事など、今あるものに対して有難味がなくなる現象にどう対処すればいいのか。
今、この瞬間を感じる
メディテーションの根本的な考え方もまさに同じです。今、この瞬間を精一杯生きる。これができれば人間は幸せになれるんです。
たとえば、
- きれいな景色、空気を味わってみる
- 食べ物を味わう
- 味わうだけでなく、どうこの感動を友達に伝えようか想像する
- 映画に魅入る
もうなんでもいいんです。なんでも、いつでもどこでもできることなんです、これ。でもいつも将来の心配をしたり、時間を気にしたりして「今」に集中できないことが多いと思います。この癖を、しあわせになれる癖に直していきましょう。
もしこれがなかったら?と想像してみる
2つ目の手法は「もしこれがなかったら?」を想像すること。例えば、今の会社で楽しく働けているにしよ、いないにしよ、そもそもこの仕事がなかったら?失業してしまっていたら?このご時世仕事があるというだけでも有難いことだと思います。また、いつもイライラしてしまう結婚相手に対して。「もしこの人がいなかったら?」と想像してみます。自分の状況に当てはめてやってみると、ものすごく効果があるのがわかると思います。
3つ目の手法は
これが最後だったら?と想像してみる
2つ目の手法と似ていると思うのですが、これが最後だったら?を想像してみます。どんなに嫌な職場でも今日で退職するとなったらどうでしょう?家族、友達に対しても今度いつ会えるかわからない、これが最後だったら?と考えてみます。これもものすごい効果ですよね。もう、心の底から大切にしなくちゃ、という気持ちが沸き上がってきますよね。私だけかしら?
つまるとこと、感謝、感謝に尽きる
2,3の手法を試すと結果的に感謝に行き着くかと思います。とにかく今自分が持っているもの、自分の状況、周りの人に心から感謝しましょう。毎日5つの感謝できる出来事や、感謝の言葉を日記に書くのが効果があるらしいですよ
今日は心がものすごくほっこり。幸せの探し方、幸せに生きる方法。次回もお楽しみに。