彼じゃなくって、私が決める

30代キャリア女子の奮闘日記

しあわせの秘訣

この記事ではYogaのサイトで公開した内容を、そのままこちのらのサイトでも紹介させていただきます。 

 

最近、ヨガを本格的にサイドビジネスとして始めたことから、Well-Being(「幸福」と翻訳されることも多い言葉で、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態を言います)にとても興味があり、それを勉強しています。
コーセラというオンライン教材サイトを使ってイェール大学の“Science of Well-Being.”という、幸せな生活を送るためにはどうしたらいいのかを教えてくれるクラスを取りました。無料で1コースのみ受けることができるので、興味のある方はぜひ試してみてください。
 
私はこのコースを受講して、教えてもらったことを実践してみることで毎日が驚くほどハッピーになったので、要点をシェアします。もし今このコロナ期に精神的にしんどくなった方は受講してみてもいいのでは。研究結果に基づいて論理的根拠述べてくれるので、いろんな手法が効果があることがすんなりと理解できます。日本語字幕も出るので英語が苦手な人にもおススメです。ヨガのクラスでも学んだことを少しづつ皆さんにお伝え出来たらと思っています。(2020年10月公開内容)
 
では本題に入ります。
 
その直感は間違っている
このコースの最初に学んだ衝撃の事実は、直感的に欲しいと思うものは特に私たちを幸せにはしてはくれない、ということです。
例えば
  • お金
  • 高給の仕事
  • いい成績、素晴らしい評価
  • 幸せな結婚
  • 大きな家
  • ブランドのバッグ、靴、服
  • 高級車
  • 社会的地位
  • その他、なんでも私たちが欲しい物(物です、品です)
これらを手に入れたら一見幸せになると思いがちですが、これらは私たちを一時的に幸せにしてくれても長期的には幸せにはしてくれません。人間はすべてに”慣れ”てしまいます。いずれ”飽き”てしまいます。
本当の幸せとは外的要因ではなくて自分の内的要因なんです。
毎日幸せに暮らすためには”しあわせの習慣”を身につけることが大切です。でも、どうやって?このブログでコースで教えてもらったコツを紹介します。
 
味わい愛でる
まずは食事を味わい愛でることから。毎回の食事に加え、朝の嗜好品だったり、おやつだったり、すべてをゆっくりと味わって楽しみます。ながら食いをせずに、食事に集中します。この味わって食べることのいいことは、普段よりも少量の食事で満足できるようになり、ダイエット効果も期待できることです。「あぁおいしい~」って思って食べるだけで幸せ度があがります。しかもこれって毎日できます。コツは誰かに「昨日食べたこれおいしかったよ」と感想をシェアしていることを想像してみること。そうすることで誰かに伝えなきゃ、と思ってより味わいはじめちゃいます。お試しあれ。
 
 
エクササイズ
お散歩、筋トレ、ヨガ、ランニング等、なんでもいいので毎日30分の運動をすることも幸せの秘訣。鬱になった人の治療の実験で、3種類の治療を行いました。(1)精神安定剤のみで治療、(2)エクササイズと精神安定剤で治療、(3)エクササイズのみで治療。実験結果は、(3)>(2)>(1)の回復順で、なんと(2)よりも(3)の方が鬱に効果があったこと。薬なんていらないんですね。なんでもいいから30分運動しましょう。ポイントは一人で毎日やるのが大変な時は、ジム友達を見つけたり、SNSで公言したり、家族や周囲の人に公言してしまうこと。ソーシャルコミットメントといいますが、これをすることで、3日坊主を防げますよ。お試しあれ。
 
瞑想
最近、巷でも瞑想の効果がだいぶ認識されていますよね。人間の脳は、一日の大方の時間が”心ここに在らず”の状態で、将来の心配事だったり、ランチに食べるものだったり、’今’じゃない、様々なことを考えています。授業や会議が上の空だったりしますよね。瞑想をすることで”心ここに在らず”状態を減らせる効果があります。研究結果で心ここに在らず状態の人の方が幸せ度が低いこともわかっています。たかが10分の瞑想。されど10分。甘く見ないで続けてみることをおススメします。
 
思いやり
周りの人に優しくしましょう。家族や友達、会社や学校で普段何気なく接する人に優しくしてみましょう。誰が一番うれしくなるって自分が一番嬉しくなります。これは自分のためにも試すしかない!騙されたと思ってお試しあれ。
 
ソーシャルコネクション
世の中で一番アンハッピーな人は孤独を感じる人です。独身だから全員が孤独を感じわけでもなく、逆に家族がいても家族が不仲であれば孤独を感じ人もいます。これは、先の”思いやり”の項目と切っても切り離せない関係ですが、周りの人を大切にしつつ、コネクションを持つようにしてみましょう。
どういうことか?大都会で生活していても特に誰にも話しかけずに終わってしまう一日もあるかと思います。電車に乗って、買い物に出かけても、特に誰とも話さない日。特に家から働いていると一人暮らしの人は誰かとコミュニケーションをとる機会が減ると思います。
このソーシャルコネクションのいいところは、赤の他人にも使えることです。コンビニの店員さんにありがとうと言ってみましょう。相手も反応してくれるのですぐに効果が実感できますよ。バスの運転手さんにありがとうと言ってみましょう。
アメリカだとどこでも誰でも話すカルチャーが日本よりあるのでものすごくやりやすいですが、日本では少し緊張しますよね。ここで朗報です。研究結果によると、電車の中で通勤時間に自分の世界にこもって携帯電話をいじっている人でさえ、話しかけられた人は気分がよくなる、ということがわかっています。つまり、あなたが頑張って話しかけると、話しかけられた相手までもが幸せになる。ウィンウィンの関係ですね。
私のチームメートは会社の中の全員を知っているのではないか、というくらい顔が広いのですが、最近、私も彼の技をちゃっかり盗んで、セキュリティーガードの方やカフェテリアの方と非常に仲良くなって毎日楽しいです。
以前はソーシャルコネクションを試すモチベーションもなかったのですが、このコースを学んでからこれがいかに自分の幸せに関係するかわかってから、毎日なんのためらいもなくできるようになりました。
 
自分の強みを活かす
高給の仕事を得るより、自分の強みを活かせる仕事につきましょう。自分の強みを、何でもいいのでオンラインのツールを使ってみつけてみましょう。例えばVIA Institute of Character ( 英語ですが無料です.)ストレングスファインダーは日本語にも対応しています。
そしてその強みを使って仕事をするんです。高い給料にはすぐに”慣れ”てしまいます。どうやっていつまでも”飽き”なく意欲満々に仕事をするか。ポイントは自分の強みを活かすことです。仕事だけでなく、日常生活にも自分の強みを取り入れます。ありのままに輝くとは、こういうことかもしれませんね。
 
感謝
最後のポイントは感謝すること。日々の生活で感謝できることをリストにしてみましょう。これは絶対に毎日やるべき。ここにあげた項目はすべて毎日の習慣にすることが大事なのですが、感謝のいいところは、たとえばどんなにネガティブな思考が脳内を巡ってもいても感謝してる間はネガティブ思考はどこかへいってしまう。言い換えるなら、ネガティブ思考と感謝は共存できません。また、普段当たり前と思っている、”慣れ”てしまった今の環境の良さも感謝することで再確認できます。
 
まとめ
以上8つの項目をできるだけ習慣化します。まとめなのでざっくりとしか書いていませんが、コースでは詳細を詳しく学べているので、ちゃんと学びたいとう方には本当に受講をお勧めします。論理的証拠に基づかない自己啓発本等は、私の場合なかなか習慣化するのが難しかったのですが、このコースは学術的研究に基づいて証明されている手法を教えてくれたので、すんなりと実践できました。
私は、エクササイズと瞑想がすでに習慣化されていたので、他の項目を取りいれるのは結構簡単で、6つはこの3週間毎日実践できました。その結果、いままで不機嫌だった私が、なんと爽やかな私に。皆さんも騙されたと思ってお試しあれ。